お山にどっぷり浸かるにはテン泊がいい。
八ヶ岳や南アルプスの1部では、かなり雪解けが進んでいるようだ。
雪の残る北岳や仙丈ヶ岳を眺めながら、雪のない鳳凰三山の稜線を歩きたい。
もしかして富士山を眺めながら歩けるかもしれない。
鳳凰三山の稜線に近いテン場は鳳凰小屋か南御室小屋の2つ。
鳳凰小屋へは、メジャーな「ドンドコ沢ルート」「中道ルート」、また「御座石鉱泉からのルート」があるが、鳳凰小屋は本営業期間に入っている。
南御室小屋は、まだ変則営業期間なので電話で確かめてみると、テン泊はOKだそうだ。ビールも冷えているらしい。
南御室小屋なら、距離は長いが傾斜の緩い「夜叉神ルート」で静かな山旅を楽しめそうだ。
今回は鳳凰三山の稜線を歩きながら「南アルプスの盟主」を眺めるのが目的なので。。。
1日目:夜叉神峠登山口⇒南御室小屋⇒薬師岳⇒観音岳⇒地蔵岳⇒観音岳⇒薬師岳⇒南御室小屋(標準CT11時間55分)
2日目:南御室小屋⇒薬師岳⇒観音岳⇒地蔵岳⇒観音岳⇒薬師岳⇒南御室小屋⇒夜叉神峠登山口(標準CT10時間5分)
これだと2日間で鳳凰三山の稜線を2往復できる。元ガス王子としては、予備日は当たり前。
両日とも行動時間が長い気がするが、最近、標準CTの70%で歩けるので問題ないだろう。

前日、午前中で仕事を切り上げ、ザックを代車に乗せて山梨県の韮崎市を目指す。