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14,3,4六甲全山縦走(ソロ)(1日目)

いよいよ、六甲全山縦走にチャレンジする日が来た。
前日に車で実家(神戸市須磨区)に行き、一晩泊めてもらう。ここ何年か、両親と会う時は必ず嫁さんか子供が一緒だったので、両親と僕の3人で酒を飲みながら晩御飯を食べるのは久々だ。楽しい時間を過ごせた。話題は嫁の自慢と子供の自慢。


当日の朝、4時に起き準備を始める。最寄りの駅から始発電車に乗り、山陽電車「須磨浦公園駅」を目指す。

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5:50 山陽電車「須磨浦公園駅」。この駅で下りた客は2人だけ。もう一人の方は、どう見ても山に登るような格好をしていない。

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改札を出て右に歩いて行くと、海釣り公園が見える。
毎年11月に神戸市の主催で行われる「KOBE六甲全山縦走大会」を始め、ほとんどの縦走大会が1日の行程でで行われている。登山歴1年の僕は、そんなにアスリートではないので、トレイル上にある「六甲山ホテル」で1泊し、2日間かけて六甲山全山縦走する予定だ。

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6:01 薄暗い中、スタート。

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今回道に迷って、無駄な体力を使うと致命的なので、公式の地図とコンパスはもちろん携帯しているが、GPSに頼ろうと思う。GPSに頼るのは賛否両論だろうが、僕は安全の為なら利用できるものは利用するのが正解だという考えだ。
GARMINの「eTrex30J」に「日本登山地図TOPO10M Pius V2」を入れている。
主要な山、登山道、コースタイム、水場、トイレや避難小屋などの施設も表示される。
今回、ヤマレコで公表してくれている六甲全山縦走のGPSのデータを本体に落してきた。このGPSのデータの持ち主を、仮に「GPXさん」と名付けよう。「GPXさん」お世話になります!「GPXさん」のログは黄色で表示されるように設定した。ちなみに僕のログは青色だ。
おっと!トイレを利用させてもらった事も記録されている(笑)

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毎朝登山の方々だろうか、日の出前に下山される数名の先輩方とすれ違う。

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展望台。

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振り返ると淡路島と瀬戸大橋が見える。

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公式発表では、全てのピークを通過した正規ルートで56.4kmと発表されている。ピークにこだわらず、近道などを利用すれば10km以上も距離を縮める事も可能らしい。

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6:28 旗振山(252.6m)到着。

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日の出に間に合った。六甲山ホテルまで公式発表では33km。休憩なしで時速3kmで歩いて11時間。休憩時間を入れても、暗くなる前には到着したい。

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旗振荼屋は閉まっていた。

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6:39 鉄拐山(234m)到着。

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高倉台を目指す。ものすごくマメに標柱がある。

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すれ違う方々に「行ってらっしゃい」と声をかけられる。40ℓのザックにダブルストックだと「縦走します」と言っているのと同じだ。今日は半分しか歩きませんが・・・

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まだまだ先は長い。33kmは未経験の距離なのでどうなるか楽しみだ。

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6:50 おらが茶屋。自販機とトイレがある。

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高倉台の住宅地を横切る。

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高倉会館。ここにも自販機とトイレがある。

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住宅地の標識は見落としやすい場所にある事が多い。

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高倉台を抜けると、横尾山を目指す。

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400階段。ここでの疲労が、あとあとひびいてきた。

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7:15 栂尾(とがお)山(274m)。

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7:27 横尾山(312.1m)。スタートより6.7kmを1時間26分で歩いている。かなりいいペースだ。

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横尾山からの眺め。

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GPSを確認。赤線が主要登山道。黄色線が「GPXさん」。青色が僕。

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馬の背。

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一見危なそうだが、足場に迷うことなく普通に歩く事ができる。

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普段もたくさんの人が歩いているようだ。

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馬の背を振り返る。

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この周辺は須磨アルプスと呼ばれている。

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六甲全山縦走の相棒は、グレゴリー「Z40」とパーゴワークス「パスファインダーL」。
グレゴリー「Z40」は人気の商品だけあって、使いやすさは抜群だ。フロントポケットが大きいので、暑くなって脱いだウインドブレーカーとジャケットを入れる事ができる。
パーゴワークス「パスファインダーL」は、頻繁に地図や筆記用具、財布などを使用する山行には重宝する。

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7:50 東山(253m)。

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東山を下りると、道を間違えやすい横尾だ。

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横尾と丸山の詳しい地図は、プリントアウトしてきた。

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たしかに、山中と比べると標識が見にくい。

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8:17 妙法寺。

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妙法寺小前交差点を右に曲がると、

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ローソンがある。今のところ物資の補給は必要ないのでスルー。

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街中は電柱に標識が張り付けてある事が多い。

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次は、高取山の山頂を目指す。

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もうすぐ荒熊神社。

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8:53 荒熊神社。

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今朝は冷えたみたいだ。凍っている。

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この縦走が無事に終わる事を祈願。

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高取山三角点(312.8m)。

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いい具合にイスとテーブルがあったので、行動食を食べる。

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荒熊神社を振り返り、高取山山頂を目指す。

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9:07 高取山(328m)山頂。

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神戸の街並みを眺めながらしばらく休憩。

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次は、丸山を目指す。

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砂防の前を通過。

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迷いやすいと言われている丸山も「GPXさん」のおかげで迷うことなく歩ける。

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住宅街なのにすごい傾斜だ。

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物資補給の予定をしていた店がつぶれている・・・・。自販機でポカリを1ℓ補給して、物資補給の予備として調べていた店に向かう。

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「細川商店」営業中!よかった。行動食を補充する。

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10:04 鵯越駅。登山部らしき若者と引率者のグループと遭遇。僕と同じく菊水山に登るようだ。
間もなくジャージにランニングシューズの登山部らしきグループは遥か前方に消えて行った。

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六甲全山縦走の中で、最も急坂がきついと言われている菊水山を目指す。

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今からそんなにきつい坂が待ち受けているとは思えないほど、気持ちのいい道が続く。

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梅の花が咲いていた。

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有名な看板。

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ここにきて、400階段の疲労が出てきた。

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菊水山の急坂は覚悟していたので、気力で登って行く。

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菊水山三角点。

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11:03 菊水山(458.8m)山頂。

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六甲アイランド。山頂にはベンチがたくさんあるので、腰を下ろして休憩する。

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11:11 予定より相当早いペースで来ているが、次の鍋蓋山を目指そう。

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11:35 天王吊橋。

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12:04 鍋蓋山(486.2m)。アップダウンを繰り返しているので、相当疲労が蓄積されて来た。

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再度山大龍寺を目指して、ガンガン下って行く。

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12:32 再度山大龍寺。

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6時間以上もアップダウンを繰り返した足には、コンクリートの下り坂はきつい。

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12:40 市ヶ原。

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摩耶山を目指す。

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突然左足に異変が。太ももの前の部分の筋肉がつりそうになる。登山の途中で足がつりそうになるのは初めての経験だ。後、一段でも階段を上ると、完全に足がつってしまうだろう。足がつる前に「塩飴」を口の中に入れる。立ち止まって、塩飴を舐めているとだんだん太ももがつりそうという感覚がなくなって行くのがわかる。

完全に栄養補給のミスだ。調子が良かったので、行動食をあまりとってなかった。ポカリを過信しすぎた僕のミスだ。

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13:38 炭水化物と塩分と糖分を補充し、休憩を多めにとる。

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標柱の上部に貼ってある黄色い板の番号を救急に言えば、場所が正確に伝わるようだ。

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少しでも無理をすると足がつりそうになるので、ゆっくり慎重に登って行く。

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14:31 摩耶山(698.6m)山頂。

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掬星台。なんとかたどり着いた。自販機で水分を補充して柿ピー休憩。

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ポートアイランド。

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六甲アイランド。

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大阪方面。

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つりそうな左足をかばいながら、今日の目的地の六甲山ホテルを目指そう。

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アゴニー坂・・・「坂」って漢字が嫌いになりそうだ。アミノ酸を補給。

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サウスロードまで来たらあと少し。

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今日、最後の階段。何度も立ち止まりながら登ってく。六甲全山縦走を2日間に分けてホントよかったと心底思った。

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階段を登りきると東屋。ザックを下ろして左足を休める。

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平らな道を歩いていると、左足がどんどん回復していくのがわかる。

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今日初めて見る雪。

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補給物資を売っている店。もうすぐホテルなのでスルー。

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16:13 六甲山ホテル到着。よかった無事たどり着いた。足がつりそうになるハプニングがあったが、明るいうちにホテルに着く事ができた。須磨浦公園より10時間12分。
宿泊プランは、冬季限定・インターネット予約限定で朝食バイキングつきで5,500円。安すぎ!

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部屋は旧館で狭く、美しくないが、山小屋よりお安い金額で、個室のダブルベットに専用ソファー・専用テレビに専用浴室・専用トイレ。専用冷蔵庫やポットまで付いている。パジャマやタオルも備え付けてある。山小屋に比べると天国だ。
シャワーを浴びよう。

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六甲山ホテルのレストランは7時30分がラストオーダーなので、ラストオーダーの時間までにホテルに到着しなかったら晩飯抜きになってしまう。だから、軽さにこだわった晩飯を担いできた。

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今日の復習と、明日の予習をしてから寝よう。

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今日のログ。

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今日の標高グラフ。沿面距離28.579km。累積標高(+)2751m(-)2002m。
行動食の大切さと栄養補給の難しさを痛感した1日目だった。

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コメント

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安全第一賛成!

あつぷりさん、こんにちわ。

とうとう始まりました~六甲山縦走。
50km越えですか~。しかも40Lのザックで重い荷物を背負っての山行。青レンジャーには想像もできない山旅です。。。

初めてお山ってワクワクドキドキですよね。朝日なんか見れてしまうとテンション上がっちゃいますね。有名な馬の背もアルプスっぽくていいです。

途中、足がつりそうになられたそうですが、自分で判断してケアして予定通りのコースを1人で完走されたのは凄いです。やはり1人で山に行くと早くレベルアップしますね。あつぷりさん、まだ登山歴1年なんですかっ???そうでしたか???ああ、青レンジャーなんてまだまだです。

GPSに頼るのは賛否両論・・・なんですか?確かに、クマ鈴うるさいとか無駄とか、色々言われる方がいらっしゃいますが、人それぞれ考え方がありますよね。あくまで登山者の多くは趣味ですから、できるだけ安全に行うことが大切ですよね。青レンジャーも安全第一賛成です。

安全第一素晴らしい。

あつぷりさん、こんにちは。

いよいよ今春の本格始動ですか。
六甲縦走2日掛け50キロ超え、楽しそう!でも私には無理ですね(笑)。
1日目で28キロで10時間、取りあえずお疲れ様でした。
素晴らしい体力と脚力羨ましいな~。

足(腿の下、膝の少し上辺り?)のつり、私も経験あるのですが塩分不足なんですか!
塩飴が効果的なんですね、良い事を聞きました。

石橋を叩いて渡る安全第一のあつぷりさんならだいじょーVでしょうが、疲労が溜まると判断力も鈍りがちなので、2日目もお気をつけて!

Re: 安全第一賛成!

青レンジャーさん こんにちは。

> やはり1人で山に行くと早くレベルアップしますね。
ですね。計画からすべて自分でしなければいけないですし、いろいろな不測の事態を想定して準備いなければいけないですし。今回もいい勉強になりました。

GPSなどの機械物は、電池がなくなったり壊れたりすると使い物にならないので、やっぱり地図とコンパスって人も少なくないみたいです。コースの全体像を掴むには大きく広げられる地図が最強ですしね。
今のGPSは誤差3m以内が普通ですし、なによりガスに包まれてもいくつもの衛星に見守られている安心感は格別です。安全第一で臨機応変にですね。

青レンジャーさんの実力なら、六甲全山縦走全然行けると思います。単独行のオシャレな山ガールさん、北陸の山々と比べて比較的たくさんいらっしゃいましたし。

Re: 安全第一素晴らしい。

のぶ~さん こんにちは。

> いよいよ今春の本格始動ですか。
いえいえ、六甲山ホテルの「冬季限定激安プラン」が終了する前に縦走したかっただけです。

医者でないのでよくわかりませんが、足がつる原因は水分・塩分・カリウム不足と聞いた事があります。浸透圧とか関係しているのでしょうか?山のアスリートな方々は、「塩」や「梅干しの練りチューブ」を携帯しているようです。
僕は、カリウム、カルシウム、マグネシウムも入った便利な、BOURBONの「ミネラル塩飴 グレープフルーツ味」を愛用しています。ノンアルビールを飲みながら「きゅうりのぬか漬け」に醤油を付けて食べるのもいいかもしれません(笑)

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