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17,10,7 熊野古道(小辺路)2days(ツギロウさんと)(1日目)

先月の白山でツギロウ兄さんに涼しくなってきたのでロングトレイル行かないのですか?と尋ねると「熊野古道の小辺路」のスルーハイクをの計画している事を教えていただく。

「是非、ご一緒させてください!」

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「熊野古道」
日本最大級の半島である紀伊半島。世界文化遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」は1000年以上に渡って多くの人々が憧れ、険しい道を越えて歩いた祈りの道。
代表的な熊野古道は、大辺路・中辺路・小辺路・伊勢路・大峰奥駈道の5コース。

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「熊野古道 小辺路」
弘法大師空海が開いた日本仏教の一大道場「高野山」と古来より日本の山岳信仰の聖地として畏敬されてきた「熊野」の両霊場を最短距離で結ぶ経路。途中には標高1,000m以上の峠を三度も越えなければななず、熊野参詣道の中でも険しい経路の一つ。この道は、参詣者や商人といった人々が主として利用した、いわゆる庶民の道として中世頃から利用されてきた。

心身再生の卿づくり実行委員会発行の「世界遺産熊野参詣道小辺路完全踏破ルートマップ」によると、
小辺路の全行程は距離66.9km。標準CT28時間30分。通常4日間で歩く。
1日目:高野山~大股(16.8km 6時間40分)。2日目:大股~三浦口(15.9km 6時間30分)。
3日目:三浦口~昴の郷(19.2km 7時間50分)。4日目:昴の郷~熊野本宮大社(15.0km 7時間30分)。
まあ、僕とツギロウ兄さんなら3日間で十分。

今回は、3連休を利用して紀伊半島のど真ん中を縦走するので、車と電車とバスとケーブルカーを効率よく利用しなければならない。車をどこにデポするかでスタート時間が大きく変わり、車の回収にかかる時間も大きく変わってしまう。
ルート自体の情報が少ないので、大雑把にしか計画を立てることができない。試行錯誤の結果、初日に早出をして距離を稼ぎ、2日目3日目は余裕で歩く作戦が一番良さそうなので、
1日目:(車)→高野山無料駐車場→三浦口周辺の水場の周辺(ツエルト泊)(32.7km13時間10分)
2日目:三浦口→十津川温泉の水場の周辺(ツエルト泊)(19.2km7時間50分)
3日目:十津川温泉→熊野本宮大社(15.0km7時間30分)→(バス)→紀伊田辺駅→(JR)→橋本駅→(南海鉄道)→極楽駅→(ケーブルカー)→高野山駅
の工程にする。3日目は熊野本宮大社15時10分発のバスに乗らなければ、その日のうちに高野山へたどり着けない。

僕の車で高野山の下りはしんどいので、嫁さんの四駆を借りようと思っていたら、ツギロウ兄さんが車を出してくれるとの事。感謝。
前日の23時に自宅まで迎えに来てもらう。
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名神高速道路での事故を横目に高野山を目指す。

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(ツギロウさん画像ご提供)
高野山の外れの無料駐車場に車を止めて準備をする。

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4:40 いよいよ3日間の熊野古道小辺路の旅が始まる。僕は仕事が終わって1時間30分程寝たが、兄さんは一睡もせずに車の運転をして、そのままスタート。タフすぎる。

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1日目の昼ご飯と今晩のビール500mlを購入。

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高野山 中門。

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5:06 金剛三昧院入口。ここが熊野古道小辺路のスタート地点とされている。

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5:11 金剛三昧院。2人して軽快に歩いてきたが、この先の道がなんとなく違う気がするのでGPSで確認すると、早速道を間違えていることに気付き、少し戻る。

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金剛三昧院入口から少し歩いたところにある、この標識を見落としたようだ。ナイトハイクのでやりがちな、分岐の見落としをやらかしてしまった。

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しばらく歩くとツギロウ兄さんが「あ!」。
スタート前に寄ったコンビニにトレッキングポールを置き忘れたようだ(笑)。これではツエルトが立てれない。急いでコンビニに戻る。

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5:46 再び金剛三昧院入口。すっかり明るくなった。熊野古道小辺路再スタート!

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やはりここがスタート地点のようだ。

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序盤からしっかりと踏み固められている林道が続く。この後、兄さんの手にトレッキングポールが握られているか確認するのが僕の習慣になったことは内緒にしとこう。

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さすがは世界遺産。何重にも標識がある。

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少し角度のある坂は舗装されている。

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時々小雨がパラつくが、レインを着る程ではない。

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分岐には標識。

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6:41 薄(すすき)峠。

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(ツギロウさん画像ご提供)

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いい雰囲気の歩きやすい道が続く。

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丁石。「くまの本宮より17里」と書かれているそうだ。歴史を感じる。

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古道でよく見かける石垣。

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紅葉していたら綺麗だろうな。

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7:28 大滝の集落。

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とても美しいおトイレ。

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東屋。快適なテン場にしか見えない。

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まだまだ始まったばかり。

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民家の側を歩くこともしばしば。

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しっかりと踏み固められている歩きやすい道が続く。

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(ツギロウさん画像ご提供)

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2人とも2泊分の食料を担いでいるが、軽快に歩くことができる。

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8:06 高野龍神スカイライン合流。

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まだ時間が早いのか、ほとんど車は通らない。

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紅葉は、少し色づいている程度。

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ドライバーに注意を促す。

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8:31 水ヶ峰分岐。

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再び登山道へ。

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大股を目指す。

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さらに歩きやすい道が続く。

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世界遺産「水ヶ峰集落跡」

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所々石垣がある。ここが世界遺産か・・・。

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(ツギロウさん画像ご提供)
熊さん、いらっしゃるのですね・・・。

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ここまで歩きやすい道が続くと、2人ともほとんど体力を削られていない。

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ツ兄「少し走ります?」
あ「え?それはやめといた方が・・・」

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素敵な東屋。

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ツ兄「2日で熊野本宮まで行けそうですね」
あ「ええ!?今日の工程を終了した時点で決めましょう」

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確かに、2日目・3日目の工程はユルユルだから、いけないことはないと思うが・・・。

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なんどか舗装路と登山道を歩く。

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こんな感じの道が続くと、2日間でスルーハイクできそうだ。

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1000年前からものすごい数の参詣者が歩いた道。

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野迫川温泉で、日帰り入浴と食事もできるらしい。「ホテルのせ川 HP

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小辺路を4日間で歩く場合の1泊目の集落なので、旅館もある。

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中身の入った栗なんて久々に見た。

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もうすぐ大股。

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大股の集落。

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10:21 大股のバス停。トイレ・自販機・電話あり。

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小辺路にある3つの峠の最初の1つ「伯母子峠越え」が始まる。

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十津川村観光協会がネット上に公開している熊野参詣道小辺路の全行程のマップに載っていない水場がたくさんある。

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こんな立派な小屋も「熊野参詣道小辺路の全行程のマップ」に載っていない。

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小屋の裏に水場あり。

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水量は少なかったが、おいしい。

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小屋の側で休憩。コンビニで購入したパンを食べる。

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伯母子峠はなかなか。

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この峠を越えれば、今日の野営予定地の三浦口なので頑張れる。

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古道なので、ピークはほとんど巻く。

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12:30 伯母子岳分岐。小辺路を忠実に歩く為に、伯母子岳はスルー。伯母子峠方面へ。

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(ツギロウさん画像ご提供)
沢の水が飲めるかチェック。そのままだと草臭いが、浄水器があれば余裕で飲める。

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12:46 伯母子峠。3日間で小辺路を歩く場合、この小屋を1泊目にする場合が多い。
が、小屋のドアがなぜが開かなかった・・・。

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先へ進む。

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上西家跡。1934年まで人が住んでいたらしい。

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一瞬動物に見える。思わず立ち止まってしまった。

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この標識もよく見かける。道を外れていないことを確認できる。

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分岐にはこの標識。至れり尽くせり。

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これが有名な熊野古道の榊になるのかなぁ。

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石畳道。

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滑るのでスピードが出ない。

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15:21 三浦口。自販機の看板があるが、ルートからをかなり外れたところにあるので注意が必要。

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地図に載っているトイレ。

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お店?まさか三浦口にお店があるとは・・・。このお店は地図に載せてほしい。。。

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ビールまであるよ(笑)。炊き込みご飯・カップラーメンも売っている。ポカリ3本とコーヒー1缶を購入。

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もちろんキンキンに冷えたビールで乾杯!

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お水は無料で頂ける。なんとなく要煮沸っぽい・・・。

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お店の方に野営地の話を伺と、廃校になった小学校のグランドを使えばいいと教えてもらうが、地元の方が駐車場として利用してるようなので、他を探すことにする。

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野営地を探しながら先へ進む。

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船渡橋すぐ手前に、素晴らしい湧き水発見。ここも地図には載っていない。先ほどいただいた水を入れ替える。

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16:11 船渡橋。

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多分、あの自販機がさっきの看板の自販機。大回りしなければたどり着けない。

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(ツギロウさん画像ご提供)
小辺路の2つ目の峠、三浦峠を登り始める。

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17:26 少し歩くと、野営適地発見。さっそくツエルトを設営。
ツエルトはツギロウ兄さんとお揃いのジュウザ・フィールドギア L&Eシェルター・デラックス

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暗くなる前に急いで夜ご飯の準備。
食事をしながら、ツギロウ兄さんが言い出した2日間で熊野本宮大社まで歩く計画に変更。
なんとなく計算して、2時に歩き出せば間に合うじゃない?という結論に。

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(ツギロウさん画像ご提供)
フカフカの地面で、睡眠不足と疲労ですぐに爆睡。温かかったので、行動着の上にモンベルの「U.L.サーマラップ パーカ」と「U.L.サーマラップ パンツ」を着込むと、起きるまでシェラフは使わなかった。

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今日のログ。何が何だかわからないので↓

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今日のログ。わかりやすく。沿面距離36.565km。累積標高(+)2831.6m(-)3268.4m。(忘れ物を取りに戻った距離も含む)
仕事が終わって寝ずに移動。そのままツエルト泊装備を担いで、この距離を歩けるツギロウ兄さんはマジで凄いと思う。


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今日の標高グラフ。

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コメント

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No title

あつぷり師匠 先日はありがとうございました!そして・・・ホントにお疲れ様でしたっ!

まだちょっと足裏の痛みが残ってますが、なんとか日常生活に復帰することが出来ました(笑)ウルトラ・ハードな2Daysを師匠とご一緒できたことを幸せに思います。

ただ・・・
2泊3日→1泊2日の変更は「ワタクシが言い出した」とゆーよりも・・・・
出発前から既に決まっていたような(;´д`)
こ、この辺、見解の相違があるようですが(笑)しっかりワタクシのブログで検証させて頂きますので、最終的には解散総選挙で国民の審判を仰ぐことになるでしょう!
視聴者の皆さん!清き一票を!!!

Re: No title

ツギロウ兄さん お疲れさんでした!そして数々のお心遣い、ホンマありがとうございました!
アレだけのハードな2日間を共に乗り越えられる仲間が側にいて、ぼ、ぼくは幸せ者です!

むむ!今更、見解の相違と・・・?
まずは兄さんのブログでしっかり検証させていただきます!
解散総選挙が裏目に出ないようにお気を付けください・・・・。