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昨年の春にソロで3日かけて歩いて、秋に仲間と2日間で歩いた「東山」「北山」「西山」を縦走する京都一周トレイル。
今回はもう一つの京都一周トレイル「京北」に挑戦する。
本当は仲間と歩いて皆で京都一周トレイル完全制覇の喜びを分かち合いたかったが、予定が合わなかったので「京北」の情報収集をしに先発隊としてソロで歩いてみる事にした。まあ、抜け駆けです。

天童山ピストンと黒田ピストンをプラスしてエスケープルートを省いた周回コースを歩く予定。
ただ、「京北コースは」「東山・北山・西山コース」と比べて極端に人気がない。人気がないので情報も少ない。
今回歩いてみれば、人気がない理由もよく分かるだろう。
お腹いっぱい食べ、38時間ぶりに寝たので良く寝れた。5時前に目が覚めモゾモゾしていると、なっきーさんも目が覚めた様子。朝食まで2時間以上時間があるが、準備に時間がかかるので起きることにする。強引に部屋の電気をつける。みんなスマン。
ツギロウさんに頂いた湿布のおかげで筋肉痛はなし。関節もおかしいところはない。今日も歩けそうだ。
丁寧に準備してきたキネシオロジーテープを足裏・ふくらはぎ・前ももに貼り、パッキングするが1時間以上時間が余る。
早く起こしたん誰や!俺か。

7:43 やっと朝ご飯。普段は朝ご飯は食べないが、今日も1日中歩くのでしっかりと頂く。
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グループ山行の基本は、実力が伴わない者を参加させない。一番遅い人のペースに合わす。リタイア者が出たら全員で下山。
そんな事はよく解っているが、もともとソロ山行が主流のメンバーが集まったグループ。自分の管理は自分でできる事を前提としている。自己責任には限界があることも十分理解しているし、山の中では助け合うことは当たり前だと全員が理解している。
上記の考えとは矛盾しているが、「ペースは標準CTの70%」「リタイアの時は自分の力で」というルールを事前に全員と確認しておく。
こんな事を書くと、「トラブルを抱えた仲間を見捨てるなんて!」とか言われそうだが、ツアーや大きなグループでこのようなルールはおかしいと思う。我々も離脱する仲間が抱えているトラブルの大きさや内容、離脱する場所や時間で付き添いが必要か個々に判断する。
前日までには完璧に準備したが出発前に大事な睡眠時間が取れなかった。
今まで寝ずに歩いた事は何度かあるし、そこまで気にする事ではない。
要は気持ちの持ち様。寝ずに歩くと思いもよらないアドレナリンが分泌されて、思いもよらない力が湧いてくる気がする。
昼間に京都MKタクシーに電話をし、3時30分に上桂駅に予約する。。
今回の遠征のメンバーはツギロウさん、としパパさん、なっきーさん、ゲンジさんの5人。
集合時間の20分前に集合場所に到着すると、すでにツギロウさんととしパパさんが到着していた。

23:56 メンバーの荷物を積み込む。
ゲンジさんが助手席に座ってくれ、京都まで僕が眠くならないようにしゃべり相手になってくれるが、誰一人車で寝ることはなかった。感謝。
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今年の3月に3日間で歩いた京都一周トレイル。歩き終えてみると、テン泊装備を担いで時間制限のある公共機関を利用して挑んだので3日間かかったが、車を利用して早出し、宿泊施設を利用して軽装備で歩くことが出来るなら2日間で歩くことが出来ると思った。
9月某日、おっさん3人で焼き肉をつつきながら紅葉が見頃な11月に皆で京都一周トレイルに挑戦しようという話がまとまる。
2日間で85kmのロングトレイルをグループで歩くとなるとソロで歩くより難易度は上がるが、楽しいに決まっている。
しばらくしてツギロウ兄さんから大原に宿が取れたとの連絡。
「ありがとうございます!これで2日間で京都一周トレイルを歩く事が現実になります。」
京都一周トレイルのプランニングを任せてもらったので、なるべく経費をかけずに効率の良いプランを考える。
車2台使ってスタート地点とゴール地点に車をデポする計画を考えたが、車2台分の高速代・駐車料金・ガソリン代を考えると、ゴール付近に車をデポしスタート地点まで6人乗りのタクシーで移動した方が、スタート地点にデポした車の回収の手間も省け効率がよくローコスト。
某IC駐車場集合(車1台に乗り合わせる)⇒【北陸道・名神高速】⇒京都南IC⇒タイムズ上桂駅前第2(車デポ)⇒【京都MKタクシー】⇒伏見桃山駅。
ゴールしたらすぐに車で銭湯に行ける完璧なプランだ。
1つ心配なのが紅葉シーズンの土曜日に駅に近い駐車場が空いているかどうか。本命のタイムズ上桂駅前第2は駐車可能台数は7台しかない。次に上桂駅に近い駐車場はタイムズ上桂駅前第3の台数は4台。第3候補としてタイムズ西友桂店第1(107台)。第4候補としてタイムズ西友桂店第2(54台)も準備しておく。
リアルタイムに駐車場の状況を把握できるようにタイムズのアプリをDL。会員になっておくと最大料金の割引がある駐車場もあるので、タイムズの会員登録もしておく。
これで駐車場対策も完璧。
少々掛布団が短く、足が出てしまうのが気になったが朝まで爆睡。

朝ぶろを頂き、朝ご飯の時間を待つ。桜が咲いていれば絶景に違いない。
選択して部屋に干しておいた行動着はすべて乾いていた。
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行動着の上にゴア・ダウン・ウインドブレーカーを着て寝たが、3月の京都の夜は少々寒かった。
夜中、何度か京都の街から聞こえるパトカーのサイレンと獣の足音で何度か目が覚めるが、すぐに爆睡。
適度に風があったのでツェルトの換気システムが働き、結露は全くしなかった。
アラームが鳴る前の3時半過ぎに目が覚める。8時間以上寝たので睡眠は十分。

ツェルトから這い出し朝ご飯を食べ、身支度を整える。
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京の都を三方から守るように連なる東山・北山・西山連峰の端から端まで続く、「京都一周トレイル」。
街から近く公共交通機関が利用しやすいので自由に計画を立てる事ができ、いくつかに分割して歴史的名所・グルメや温泉を楽しみながら歩くハイカーが多い。
なぜか「ロングトレイルは一気に歩く」という事を信条にしているので、総距離82kmの「京都一周トレイル」完歩の計画を立てる。
夜中に車で福井を出発して、京都の伏見桃山周辺の駐車場に停めると、朝暗いうちから歩くとができる。トレイルの中間地点の松原で一泊して上桂に夜に到着しても、都会の京都なら伏見桃山の駐車場に戻れると思う。だが、都合のいい駐車場が見つからずにこの1泊2日の計画は却下。
公共機関を利用する計画は、始発を利用してもスタート時間が遅くなるので1日目の行動時間が少なくなる。また、3日目は帰りの電車の時間があるので行動時間が制限される。しかし、「京都一周トレイル」は初めて歩くし、万が一のエスケープの事も考慮して、2泊3日で公共機関を利用する計画の方が現実的だ。

京都観光協会のHPより。
当たり前の事だが、ルールも守らなければならない。野営に関しての記載はないので、上記の範囲内で行う事にする。
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次の大きな目標は「京都一周トレイル」。

昨年から資料を集めている。
最近の流行は「伏見桃山駅」がスタートでゴールは「上桂」らしい。
地図上で計算すると、82.4km・標準CT36時間5分となる。
1日で走破するスーパーアスリートな方々は大勢いるが、少し頑張る事のできる普通のおっさんは入念な準備が必要。

「高島トレイル」や「ダイトレ」で大活躍した、1番頼りになる「日本ロングトレイルガイドブック(山と渓谷社)」には、京都一周トレイルは掲載されていない・・・。

ロングトレイルに挑戦する際に必ず作成する表。
地図と連動している番号とポイントの標高、距離、CTの一覧。ルート沿いにある補給ポイント。
赤線は1日で最低進みたいというライン。
ロングトレイルを成功させるには、地図上の自分の現在地を把握するのはもちろん、直線距離でどこにいるか、トータルのコースタイム上ではどこを歩いているか、さまざまな角度から現時点を把握する必要がある。
簡単に赤線を越える事ができたら、ゆっくり歩けばいいし、日程を縮める事もできる。赤線を越えるのが難しかったら、次の日の早出を検討しなければいけない。補給の量も増やす必要があるかもしれなし、エスケープも考えなければならない。
入念な準備が趣味になっている事は否定できない。
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