嫁さんは冷え症なので寒くて寝れない事を心配していたが、シェラフから両腕を出して寝ていた。十分温かいみたいだ。よかった。
12時30分に目が覚め、あと1時間寝ようと思ったが、なかなか寝付けず起きることにした。嫁さんを起こさないように身支度を始める。アタックザックに持ってきた行動食をすべてほり込み、雨具・防寒具・水筒を準備する。
1時30分に嫁さんを起こし、身支度を整える。もちろん僕のアタックザックにすべて荷物を入れて、嫁さんは手ぶら。朝食は行動食で補う。

2:14 テン場を出発。予定より少し遅れたが、時間は十分に余裕がある。月明かりが明るすぎて、満天の星空とはいかないが、嫁さんは喜んでいる。
ついに今年の最大の目標の「嫁さんと白山でテン泊」を実行する日が来た。
嫁さんも楽しみだったらしく、何人かの友達に話をしたら、「白山行くんやったら、ご来光でしょう」と言われたそうだ。
と言う訳で、南竜泊まりでは、少しハードルが高いが「御前峰山頂でのご来光を見る」というおまけ付きとなった。
僕の隠れた目標は、山を下りてきてから嫁さんが「また山でテン泊したい」と思う事だ。
前日、装備の点検・準備や、嫁さんとの晩酌で寝るのが午前1時を越えてしまった。当初は午前3時に自宅を出発して、交通規制の為、市ノ瀬から出ている始発(午前5時発)のシャトルバスに乗る予定だったが、予定変更。
5時に起き、6時過ぎに自宅を出発した。

7:45 市ノ瀬の手前で、警備員により車を路肩に駐車するように誘導される。三連休の初日の昨日に山に登った人の車で市ノ瀬駐車場がいっぱいらしい。昨日登った方が、ご来光を見て下山して車で帰るには時間が早い。
って事は、昨日のテン場は混雑していた可能性が高い。三連休なので、2泊3日する人も多いだろう。せっかくの嫁さんのテン泊デビュー、好条件の場所にテントを張りたい。不安を抱えながら準備を始める。
午前4時。風の音で目が覚める。テントがバタバタ鳴っている。それにしてもすごい月明かりだった。テントの中がうっすらと見えるぐらいだ。
朝ごはんのラーメンを食べ、五竜岳に登る準備を始める。ご来光にも間にあいそうだ。

5:29 五竜山荘の前の広場から。
先日の台風18号、福井県では特別警報が発表され、大きな被害を受けた地域もある。被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。
台風18号が過ぎた後、週間予報では晴れマークがならんでいた。
なんとか2日間休みをとる事ができ、いよいよ北アルプスでのテン泊デビューをすることに。
目的地は、100名山の1つ五竜岳(標高2814m)。ゴンドラで標高1530mまで上がるので、高低差は少なく、初心者向けのコースらしい。五竜岳の麓にある五竜山荘で販売されている「山が好き酒が好きTシャツ」も手に入れよう。

午前4時までに高速道路に乗れば深夜割引になるので、午前3時30分に自宅を出発。北陸道を新潟の糸魚川ICを目指し北へ走る。
突然だが、先週登った立山のお土産の立山地ビール「星の空」

大変おいしゅうございました。
秋雨前線が北上した隙に、日帰りで北アルプスに行こう。
記念すべき北アルプスデビュー。長男(当時小5)に励ましてもらいながら必死で登った下市山(標高260m)から約11ヶ月間、自分なりに努力してここまで来た。
目指すは北アルプスで難易度が低いとされている、立山。日本百名山にして日本三大霊山の一つ。立山に登れば日本三大霊山は残り富士山のみになるし、標高3000m超えも達成できる。
前日午後8時30分に自宅を出発。

小雨の降る中、北陸道で立山ICを目指し北上する。
満天の星空をみてから2度寝しようと思ったのだが、昨日も明るいうちからゴロゴロしていたので、睡眠時間はは十分みたいだ。周りもごそごそ起き出したので、僕も起きる事に。

朝食はラーメンとフリーズドライ。食料も徹底的に軽量化している。
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