13,12,12藤原岳(ソロ)
先週からの風邪もだいぶ良くなり、そろそろ山に登りたいのだが、北陸地方の天気は雪か雨。と言う訳で、2週間ぶりの登山は、天気予報で晴れマークの三重県鈴鹿山脈の藤原岳(標高1140m)へ。このブログとリンクさせて頂いている、よっし~さんとkouさんのブログで予習を済ませておく。
計画は、大貝戸登山口に車を停め、大貝戸登山口→藤原岳→天狗岩→白瀬峠→坂本谷分岐→白瀬峠登山口→(東海自然歩)→大貝戸登山口。14kmの周回コースを歩くつもりだ。
ただ、天気予報では晴れだが、風速が12mと予報されていた。山の上ではさらに強風が予想される。無理をせず久しぶりの登山を楽しもう。
5:18 昨夜から来ている寒波のせいで、福井市内でも雪が積っている。もちろんタイヤはスタッドレスに履き替え済みだ。
藤原岳には雪が積もっているだろう。雪が凍っている事を想定して、12本爪アイゼンも持ってきた。

北陸道で滋賀県に入ると、雲が少なくなってきた。天気予報通り太平洋側は晴れらしい。

7:12 大貝戸登山口前駐車場到着。先行者は無し。僕が1番乗りらしい。

猟期中か・・・。クマ鈴がハンター鈴としての活躍を期待。

駐車場の敷地内にあるトイレ完備の休憩小屋。火の使用は禁止だ。

7:27 登山届を提出して登山開始。

下山に使う予定の、白瀬峠から白瀬峠登山口の登山道が案内板に書いていない。
度重なる土石流の為に通行禁止になっている坂本谷は、白いテープで隠されている。

2週間ぶりに山道を歩くので、少し緊張する。

今日の水は料理用の水も含めて3ℓ。結局2ℓ以上持って降りる事になったが、その分体が鍛えられたはずなので、無駄だとは思わない。

7:42 2合目。体が重い。風邪をひいたのにもかかわらず、体重が増え続けたせいだろう。

整備しすぎと感じるところも。

日が射してきた。北陸地方は荒れているんだろうな・・・

7:51 三合目。急坂はないが、ペースが上がらない。ここでザックを下ろして休憩。30分も歩いていないのに足に乳酸が溜まってきている。

8:04 4合目。一見どちらに進めばいいかわからない様な所もある。テープやペンキの印を探しながら進めば問題なし。

4合目からすぐの分かれ道。右の道の奥に印を発見したので、右に進む。

8:12 5合目。いい天気だ。三重県まで運転してきてよかった。太平洋側に住みたくなる。

ただ、雲が猛スピードで移動しているのが気がかりだ。

8:35 8合目。7合目を見逃したのか、脇道を歩いてしまったのか?

登山道の脇に土石流の後があった。自然の恐ろしさを感じた。

雪が現れてきた。地面は泥だが、バキバキに凍っている。バキバキに凍った泥はグリップが利いて歩きやすい。

8:47 8合目。だんだんとテンポよく歩けるようになってきた。やっとエンジンがかかってきたみたいだ。
風がきつくなってきた。

聖宝寺道合流。聖宝寺道も土石流で通れないみたいだ。「本当に迷います」って書いてある。なんか説得力がある。

汗で水分を含んだタオルが凍ってしまった。氷点下の世界まで登ってきたようだ。

薄く積ったパキパキに凍った雪を割りながら登って行く。

9:03 9合目。汗を含んだ帽子が凍ってきた。

風は相当強く吹いているが、白山で経験した風に比べるとたいしたことない。

いなべ市の町を振り返る。

9:27 藤原山荘到着。登山口よりちょうど2時間。コースタイムが2時間35分なので、前半エンジンがかからなかったのに頑張ったと思う。

避難小屋の中は風がないので温かく感じる。

室温は0℃。

とりあえずおにぎりを2つ食べて藤原岳の山頂を目指そう。
山頂に登る準備をしていると、単独行の男性の方が避難小屋に入ってこられた。今日初めてハイカーと出会った。軽く雑談を交わし、避難小屋を後にする。

藤原岳は避難小屋から20分ほどの所にある。

ハードシェルのおかげで寒さはあまり感じない。

9:59 藤原岳(1140m)山頂。突風が吹いている。

風がひどいので、先を急ごう。

なんか久々に青空を見上げた気がする。

10:20 もう一度避難小屋まで戻り、天狗岩を目指す。

地図を広げられない位風が吹いている。

稜線に出ると一段と風が強まる。木に取り付けられたリボンがちぎれそうだ。

寒波のせいだろう。安全をとってここで引き返そう。ここから先は次回の楽しみにとっておこう。

これだけ風がきつかったらしかたない。

今日は7人のハイカーとすれ違った。藤原岳は人気の山と聞いているので、少ない方だろう。

ポカポカ陽気の散歩のようだ。

12:12 大貝戸道登山口。

晴れを求めて三重県まで来たのは大正解だった。風がきつくて計画は途中断念したが、2週間ぶりの登山は楽しかった。鈴鹿セブンマウンテンか・・・またこよう。
今回から導入したハードシェル(冬登山用1枚地のアウター)のおかげで、ほとんど寒さを感じずに快適に登山ができた。去年のオールシーズンのレインウエアを着て冬山の登っていた時とは、比べ物にならない位の快適さだ。
機能のわりにはお安いモンベルでも3万円以上するアウターだが、その価値は十分あると思う。
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ちなみに1番目立ちそうなサンフラワーを買った。

今日のログ。

今日のグラフ。沿面距離8.78km。累積標高1105m。
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