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FUKUI TRAIL FILES

歩いた山と道の記録

15,4,23 高島トレイルスルーハイク4days(1日目)

Posted by あつぷり on   6 

2年前「中央分水嶺・高島トレイル」の存在を知り、スルーハイクに憧れ、準備をしてきた。
12山12峠を歩くアップダウンの激しい全線80kmの行程に水場は限られ、山小屋はもちろんない。野営地の指定もない。
1日平均20kmのロングコースを3泊4日で歩く。登山歴2年半のちょっと頑張ることのできる普通のおっさんにとって、これまでにない最大の挑戦になることは間違いない。

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今までの経験で、「しっかり食べること」、「しっかり休憩すること」、「しっかり寝ること」がスルーハイク成功のカギだと思う。
連日10時間程の行動時間になるので、荷物の重量を削れば体への負担が少なくなるので有利だが、しっかりと栄養を補給しないと足が動かなくなるので行動食を充実させたいし、しっかり寝て疲れを取りたいので、お泊りセットも充実させたい。

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6:33 JRマキノ駅前駐車場(無料)。早く着きすぎた。
スタート地点の「愛発越」へは、湖国バス国境線で「マキノ駅」(8:43発)から「国境」(9:03着)まで行く。料金は220円。
ゴール地点の桑原橋からは、高島市営バス針畑線で最終便の「桑原橋」(17:28発)~「朽木学校前」(18:06着)220円。
江若交通朽木線最終便「朽木学校前」(18:17発)~「安雲川駅」(18:45着)740円。
JR湖西線「安雲川駅」~「マキノ駅」320円でここに戻ってくる予定だ。

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湖国バス国境線の始発は8時43分なので、朝食を食べたりウロウロしたり仮眠をとったりで、時間をつぶす。

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ザックは水分抜きで16kg。結局、行動食もお休みセットも十分に詰め込んできた。ちなにみ水分は雪解け水で水場の水量は十分と予想されるが、一応3.7ℓ担ぐ。

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8:36 湖国バス国境線がやってきた。8時43分の定時に出発。

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9:01 湖国バス「国境」。終点まで乗客は僕一人だけだった。
という事は、今日出発するスルーハイクのハイカーは僕だけの可能性が高い。
という事は、4日間1人でスルーハイクする可能性が高くなる。

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9:09 愛発越。自宅で作成してきた登山届を提出。いよいよ高島トレイルスルーハイクの挑戦が始まる。
今日はポイント0の愛発越からポイント8-1の抜土までCT10時間5分の行程を歩く。CT通り歩くと抜土着が19時を越えてしまうので、少し急がなくてはならない。

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アスファルトの坂道を少し上ると、ゲレンデに入る。

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地味な上り坂を登る。道は目視できる。

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ゲレンデを登りきると、右手に高島トレイルのリボン。

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タムシバ。

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最低限の整備しかしていない高島トレイル。ボロボロでも標識はありがたい。

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藪っぽいところがたくさんある。

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標高700mから、残雪が所々で目に付く。

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乗鞍岳北尾根。

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乗鞍岳に向けて尾根を歩いていく。

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左手には琵琶湖。

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まだ雪は解けきっていないようだ。

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イワナシ。

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10:38 乗鞍岳(865m)山頂。

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「ポイント1」ゲット。まだまだ始まったばかり。

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行動食に菓子パンは欠かせない。

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大きな建物の横を通る。

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カタクリ。

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雪の重みでガードレールが凄いことになっている。ガードレールを設置する際に、こうなることは容易に想像がつくはずだが、雪対策はまったくしていないようだ。官か民か判らないが、お粗末な仕事ぶりだ。

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標識で正しい道を進んでいることを再確認。

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トクワカソウ。

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昨年、高島トレイルの下見に2回訪れた。いずれも日帰り装備だったので軽快に歩くことができたが、テン泊装備だと、軽快に歩くことができない。

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トレイル上に残雪。こうなると全くトレイルが見えない。雪がない時期はトレイルが鮮明でイージーな場所なのか、テープも見当たらない。
今までに経験で得たフォースを感じながら進むが、完全にルートロス。復帰に10分ほどかかってしまう。
今日はフォースより地図とコンパスが頼りになるようだ。

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ブナの緑が眩しい季節になった。

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トレイルが鮮明だと歩くスピードを早くすることができる。

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12:45 黒河峠(570m)。高島トレイル上唯一のトイレ。

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「ポイント2」ゲット?標識板が取れてるよ。。。
愛発越より3時間36分。CTは4時間50分なので、まずまずのペース。明るいうちに野営地の抜土に到着したいが、少しザックを下ろして休憩しよう。

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15分ほど休憩して赤坂山を目指す。ここから大谷山まで、昨年歩いた。

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トレイル上に木々が張り出しているので、よけたりくぐったり苦労する。

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三国山手前の水場。

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「セイシェル サバイバルプラス 携帯ボトル浄水器」に水を満たす。時間がある時は、ポンプ式や吊り下げ式の浄水器が効率がいいが、時間をゆっくりと取れないときには、ボトル式の浄水器が便利。
口を上に開け、目の前でボトルをぎゅっと押し、直接口の中に浄水を絞り出す。冷たくてうまい。

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三国山分岐。ポイント3の三国山を目指す。

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三国山までは雪が多かった。

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14:07 三国山(876m)山頂。

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「ポイント3」ゲット。先に進む。

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昨年も雪があった三国峠。迷ったハイカーが多いみたいで、たくさんのトレースが残っており、正解のトレースを探すのに手こずる。

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お!明王の禿が見えてきた。

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15:00 明桜の禿(780m)。

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「ポイント4」ゲット。このままだと抜土着が18時を越えてしまう。休憩はそこそこにして先を急ぐ。

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15:24 赤坂山(823m)山頂。

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「ポイント5」ゲット。

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20kg担いで6時間以上歩くと、さすがに疲れてくる。

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腹も減る。

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しっかりエネルギー補給。

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寒風目指して歩き出す。

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15:45 粟柄越(770m)。

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マキノ高原が見える。3日後、無事スルーハイクで来たらマキノ高原温泉「さらさ」で汗を流そう。

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バイカオウレン。

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落ちてしまった標識。

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昨年の春にはなかった標識。

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16:35 寒風(840m)。「ポイント7」ゲット。

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このままだと、抜土には18時には到着できそうだ。暗くなるギリギリだ。

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大谷山の登り。今日は何回登って何回下っただろう・・・。

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17:06 大谷山(813m)山頂。

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「ポイント8」ゲット。今日の野営地の抜土まで2.0km・40分。頑張ろう。

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大谷山を少し下ったところにテント。嬉しくてテント泊のハイカーに大きな声で挨拶するが無視される。
ま、いいか。

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木の枝をくぐりながら進む。

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緑のきれいな公園みたいな場所がある。

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日が落ちてきた。急がなければ。

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ここまできて、残雪。トレイルを隠しているが、なんとか迷わず通過。

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藪が行く手をさえぎるが、黄色いテープの方向へ突っ込んでいく。

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大谷山の登山口まで来た。

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18:09 抜土(570m)到着。「ポイント8-1」ゲット。

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林道ゲートを越えて、近江坂の取り付きを登らずに少し北に行くと、

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なかなか素敵な自然のテン場。抜土は僕だけ。貸切状態だ。

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さらに進むと水場。(ピンボケで申し訳ない)

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暗くなってきたので早速テントを張る。

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気温は10度。

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日清カップヌードルごはん2箱分とお味噌汁。詳しい作り方

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日清が作ったのだから、おいしいに決まってる。アルファー米とは雲泥の差。2箱分なのでお腹もいっぱい。山飯で食べるにはすごく優秀だと思う。非常時にアルファー米のように水だけで調理できないのが唯一の欠点。

お腹が膨れると、今年から導入したウールのインナーに着替えてその上にダウンジャケット、ダウンパンツを着用して睡眠。寒さを感じずに寝ることができた。
夜中、動物がテントの周りを歩く音が聞こえるが、すぐに眠りにつく。

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今日のログ。沿面距離19.358km。累積標高(+)1746m(-)1539m。

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今日の標高グラフ。
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あつぷり

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6 Comments

のぶ~ says...""
あつぷりさん、こんばんは。

高島トレイルスルートレイルいよいよ始まりましたか。1日目お疲れ様でした。

あー、そうか、ザックの重量や疲労の他に、無雪期は開けた歩き易い登山道も今の時期は残雪で逆に分かり辛くタイムロスですね、なるほど。

しかし挨拶無視はどうかと思いますね。
僕は普通に凹みますし、テントの外に動物の気配感じたらチビって寝れません(笑)。
あつぷりさんは太いわ~。

いやー、総距離80キロのハイク、続きが凄く楽しみです。
2015.04.29 19:58 | URL | #- [edit]
ツギロウ says..."No title"
おおおっ! あつぷりさん こんにちは。

遂に始まりましたね~
G級モンスター討伐Ψ( ̄∇ ̄)Ψ

下界では、すっかり夏ですが、トレイル上は残雪も多くて大変ですね。完全に道が隠れてリボンも無いと私なんぞはあさっての方向に行ってしまいますが・・・(@_@;)

フォースと武器を駆使されてのGモンス討伐
続きを心待ちに致しております♪
2015.04.30 12:33 | URL | #- [edit]
あつぷり says..."Re: タイトルなし"
のぶ~さん こんにちは。

何度もテン泊装備を担いでいる割には、サックの重量にやれれてしまいました。
そろそろトレイル上の雪は解けたかなと思っていたのですが、これにもやれれてしまいました。

人が嫌いな方が、人から離れたくて山登りをしていたのなら、嬉しそうに大きな声で挨拶されたら無視するかもしれませんね。まあ、いろいろな人がいますから(笑)

無事に帰ってこれましたが、ギリギリの4日間でした。
2015.04.30 20:10 | URL | #- [edit]
あつぷり says..."Re: No title"
ツギロウさん こんにちは。

ついに行ってききました。
2年半も準備して、万全の態勢で臨んだつもりでしたが、やはり机上では想像のつかないことが多かったです。

ただ、今までの山行の経験が役に立ったことは間違いありません。

無事に帰ってこれた事に感謝しつつ、ぼちぼちupしていきます。
2015.04.30 20:22 | URL | #- [edit]
としパパ says..."No title"
あつぷりさん、こんにちは。

無事に戻られて何よりです。お疲れ様でした!

なるほど・・・体力はもちろんですが、時間との勝負でもあるんですね。ワタシの場合だと時間に余裕が無くなって進むべき方向が分からないと、たぶん焦って冷静な判断ができないと思います。

心技体ですね。すごいです。
レポの続き、楽しみです!


2015.04.30 20:26 | URL | #- [edit]
あつぷり says..."Re: No title"
としパパさん こんにちは。

そうなんです。4日間時間との戦いでした。普段の山行の3倍は腕時計を見ていました。

不思議とルートロスを自覚すると、突然スーと冷静になります。しんどいとか、肩痛いとか、足痛いとか、全く感じなくなるのを経験しました。アドレナリンみたいなものが、全身に分泌されるんでしょうね(笑)

何がともあれ、無事帰ってこれてよかったです。
2015.04.30 20:49 | URL | #- [edit]

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