FC2ブログ

FUKUI TRAIL FILES

歩いた山と道の記録

15,10,5 ダイヤモンドトレール(ソロ)その1

Posted by あつぷり on   2 

関西では六甲全山縦走路と並ぶ人気のロングトレイル「ダイヤモンドトレール」。大阪平野中南部を取り巻くように横たわる、全長45kmの長距離自然歩道。
六甲全縦より厳しいとされているダイトレ。テン泊装備を担いでスルーハイクは想像ができなかったが、先日ツェルト泊を経験して、その身軽さ・機動力を実感することができ、ダイトレに挑戦できる気がしてきた。

挑戦しよう。

屯鶴峯を起点とし、槇尾山を終点とする2泊3日の計画を立てる。
少しでもザックを軽くするためにお風呂セットと着替えを車の中に置いておきたいので、終点の槇尾山周辺に車を駐車し、公共機関を利用して起点の屯鶴峯へ行くのがベストと判断。これだと汗と泥まみれの姿で公共機関を利用することを避けることができる。
終点の横尾山の登山口にトイレがある登山者専用駐車場があるが、駐車可能台数が8台なので、この狭い駐車場に3日間も車を駐車しっぱなしは気が引ける。
いろいろ検討した結果、南海バスの「槇尾中前」の近くにある道の駅「いずみ山愛の里」に車を置かせてもらうことにする。

1日目:まず、公共機関を利用して起点の最寄り駅「二上山」へ。
道の駅「いずみ山愛の里」~南海バス「槇尾中前」(6:18)~「河内長野駅前」(6:50)~近鉄長野線「河内長野」(7:00)~近鉄南大阪線「古市」(7:20)~「二上山」(7:39)
二上山駅~屯鶴峯(起点)~二上山~岩橋山~大和葛城山~葛城公園キャンプ場(ツェルト泊) 標準CT6時間
2日目:葛城公園キャンプ場~金剛山~行者杉~紀見峠~岩湧山三合目(ツェルト泊) 標準CT9時間
3日目:岩湧山三合目~岩湧山~滝畑~槇尾山(終点)~道の駅「いずみ山愛の里」 標準CT6時間20分

「日本ロングトレイル ガイドブック(山と渓谷社)」に紹介されている、2日目の野営地「越ケ滝キャンプ場」は、昨年秋で廃業しているので利用できない。岩湧山三合目付近にキャンプ適地があるそうなので、そこを利用することにする。

ダイトレをスルーハイクするにあたって不安なのは、水場の情報が少ない事。自販機があるといっても、シーズン以外は電源が入っていない可能性もある。ダイトレを大きく外して水分補給をしなければいけなくなるので、2日目からは多めに水を担ぐようにする。

151004_132628001.jpg
前日、仕事を終えて2泊3日のツェルト泊装備をパッキングすると、水1リットル込みで9.13kg。今回のスルーハイクで最大で4リットルの水を担ぐ予定だが、それでも12kgほど。どんどんUL化が進んでいる。
準備が完了するとすぐに北陸道・名神・京滋バイパス・第二京阪・近畿道を通り、阪和道の岸和田ICで高速を降り、府道230号で道の駅「いずみ山愛の里」へ。途中、王将で晩御飯をお腹いっぱい食べた事もあり、道の駅「いずみ山愛の里」に着くとすぐにシェラフに潜り込んで爆睡。明日からのロングトレイルに備える。

151005_054411002.jpg
5:44 朝食のコンビニ助六を食べ、南海バス「槇尾中前」に向けて歩き出す。10分程の距離だが始発の6時18分発のバスに乗りたいので、早めに出発。水分2リットルを担いでいる。

151005_060208004.jpg
無事バス停発見。

151005_060149003.jpg
始発に乗り遅れると、1時間以上のロス。

151005_075208005.jpg
7:52 南海バスが少し遅れたので、計画より少し遅れて近鉄南大阪線「二上山」に到着。踏切と反対側に歩いて、1個目の信号を左折。

151005_075913007.jpg
近鉄南大阪線沿いを歩く。

151005_081113008.jpg
府道703号を進んでいくと、

151005_082009009.jpg
屯鶴峯専用駐車場。

151005_082223011.jpg
8:22 屯鶴峯入口。

151005_082227012.jpg
この階段の右手にダイトレ起点の石板があるのだが、見落としてしまう。
ちなみにダイトレの石板は全部で17枚。RPGのように石板を全て集めないと先に進めないことはないが、できれば集めたいと思っていた。石板コンプリート作戦早くも終了orz。

151005_082504013.jpg
せっかくなので、県天然記念物の屯鶴峯を見学。

151005_083320014.jpg
8:33 なかなかの眺め。ダイトレ起点の石板がよく分からなかったので、眺めのいいここを起点とする。
いよいよダイトレチャレンジが始まる。完全燃焼したい。

151005_085115015.jpg
8:51 府道703号に戻り、西へしばらく歩くとダイトレ北入口。

151005_085444016.jpg
まずは二上山を目指して階段でガンガン標高を上げていく。蜘蛛の巣がたくさんある。ここから二上山へ登る人は少ないのかも。

151005_085936017.jpg
ダイトレの序盤によく目にする標識。

151005_091001018.jpg
この石柱はダイトレ終点までルートロスをしていない確信を与えてくれる。ありがたい。

151005_092044020.jpg
今回の相棒は「GRANITE GEAR(グラナイトギア) レパードV.C 46」。強度と背負い心地を犠牲にしていない、UL初心者に優しい軽量ザック。今回の2泊3日ツェルト泊装備には十分すぎる大きさだ。

151005_092805021.jpg
ダイトレはほぼ階段が整備されている。

151005_095009022.jpg
9:50 二上山石板。二上山の山頂はダイトレから外れているのでスルー。なるべくダイトレを忠実に歩く。

151005_095552023.jpg
ダイトレ縦走大会の標識もたくさんある。馬の背の売店は土日しか開いていないので注意が必要。

151005_095556024.jpg
二上山周辺の登山道はしっかりと踏み固められていて歩きやすい。

151005_100111025.jpg
地図が印刷された標識。行政のダイトレに対する思いが伝わってくる。

151005_100732026.jpg
天気予報は3日とも晴れ。

151005_101418027.jpg
標識に従いどんどん進んでいく。

151005_101632028.jpg
竹内峠。

151005_101648029.jpg
奈良県から大阪府に。

151005_101748030.jpg
10:17 竹内峠石板。

151005_101907031.jpg
竹内峠からは、舗装された林道を歩く。
ダイトレは終始よく整備されているので、ローカットのトレラン用のシューズResponse Treil 20 GTXを履いてきて正解だ。

151005_102448032.jpg
要所に要所に標識があるので迷うことはない。

151005_102504033.jpg
土の登山道を歩いたり、舗装された林道を歩いたりする。ソールの固い登山靴では辛いと思う。

151005_103640034.jpg
土の登山道はしっかりと踏み固められている。

151005_105321035.jpg
この種の標識は距離も書いてあるので、すごく助かる。

151005_105352036.jpg
10:53 平石峠石板。

151005_105649037.jpg

151005_111510038.jpg
階段は嫌いではないが、段差が大きいとキツイ。

151005_113109039.jpg
11:31 岩橋山石板。

151005_114125040.jpg
葛城山方面へ。

151005_115222041.jpg
ナイストレイル!

151005_120448042.jpg
登山道の両サイドを補強してある。

151005_120820044.jpg
石板のある所にはだいたいベンチがある。

151005_120805043.jpg
12:08 持尾辻石板。

151005_121605045.jpg
ほぼフラットな歩きやすい道なので、自然とスピードが上がってくる。

151005_121859046.jpg
持尾辻から10分ほど歩くとトイレ。地図には載っていない。

151005_121910047.jpg

151005_125045049.jpg
葛城山へ向けて階段をガシガシ登っていく。

151005_130527050.jpg
葛城山山頂付近にはダイトレ沿いにも自動販売機がいくつかある。

151005_130610051.jpg
白樺食堂。定休日は平日(月~金)なので今日はお休み。

151005_130750053.jpg
13:07 葛城山石板。

151005_130955054.jpg
ダイトレから外れるが、葛城山頂へ寄り道。

151005_131024055.jpg
二等三角点「篠峰山」(しのみねやま)。

151005_131052056.jpg
どんよりとした空。景色は良くないが、直射日光がないので水分の消費を抑えることができる。

151005_131455057.jpg
13:14 葛城高原ロッジ。予定ではここで1日目の工程は終了となるのだが、完全燃焼なんて全然程遠い。次のテン場、金剛山の「ちはや園地」までの標準CTは3時間30分ほど。先に進もう。
金剛山まで歩くとダイトレをちょうど半分歩いた事になるので、2泊3日の予定を1泊2日に変更できる。
とりあえず、嫁さんに1日早く帰ると連絡しておこう。

151005_132427058.jpg
前日、葛城高原ロッジにテン泊の予約をしていたので、先に進む旨を伝え口頭でキャンセルさせていただく。
さて、先に進む為に腹にエネルギーを蓄えよう。体に異常がないか確認しながらカレーを流し込む。ええ、カレーは飲み物です。

151005_132907059.jpg
さらに炭水化物をしっかりとチャージ。味はともかく、温かい食事はありがたい。
葛城高原ロッジで500mlポカリ(210円)4本を補充。空になったペットボトルを処分していただく。

151005_134928060.jpg
重くなった胃とザックをひしひしと感じながら歩く。

151005_141702061.jpg
水越峠へひたすら標高を下げていく。

151005_142713062.jpg
沢沿いを歩く。浄水器があれば水を補給できるが、自販機がたくさんある葛城山の近くなのでその必要はない。

151005_143338064.jpg
14:33 水越峠石板。

151005_143405065.jpg
水越峠(標高520m)まで下ると、ダイトレ最高峰の金剛山(湧出岳)(標高1112m)まで登り返す。

151005_144615066.jpg

151005_150635067.jpg
15:10 金剛の水。胃と呼ばれている第3の水筒に水を満たす。金剛の水、めちゃめちゃ美味しい!

151005_150646068.jpg
この時点で葛城山で補充したポカリが1.5リットル以上残っている。万が一ちはや園地で水が確保できなかった場合の事を考えて、料理用の水1リットルだけ補充。これで、ポカリで料理する悲劇は避けられる。

151005_152040069.jpg
金剛の水から少し歩くと、立派な東屋。水場も近いので、ビパークには最高の立地条件。胃も心も満たされているのでスルー。

151005_152829070.jpg
金剛山目指してひたすら階段を登る。

151005_162022071.jpg
16:20 金剛山石板。

151005_162251072.jpg
紀見峠方面へ20分ほどでちはや園地。

151005_163824075.jpg
16:38 ちはや園地。

151005_163834076.jpg
ちはや園地休憩所。自販機がある。

151005_170247077.jpg
ザックを下ろして、ベンチに座って考える。
一度もドーピング剤に手を出さずにここまで歩いてきた。不完全燃焼。
どえすな自分がどえむな自分に語りかける。
「このまま最後まで歩いちゃいなよ。」と。

そうと決まったら、早速プロテインを摂取して30分休憩。少しでも筋肉の回復に努める。
GPSとカメラの電池を交換して、メインのヘッドランプと予備のヘッドランプの電池を確認。
ヘッドランプの予備の電池をザックのポケットに移動。
ザックの中身の防寒具を取り出しやすい位置に変更。
行動食をゆっくりと食べ、仕上げにドーピング剤を摂取。

ここから終点の槇尾山までの標準CTは10時間40分。ナイトハイクは視野が極端に狭まるので、標準CTで歩くのは難しいかもしれないが、朝には着くだろう。なんかワクワクしてきだぞ!

その2へ続く。
関連記事
あつぷり

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation.

2 Comments

ツギロウ says..."No title"
あつぷりさん こんにちは。

ダイトレ始まりましたね~♪
うんうん、2泊3日のテン泊縦走。
うんうん、あつぷりさんのことですから1泊2日に。うんうん…う…ん!?
(|| ゜Д゜)い、いきなりスルーですか!
しかもワクワクするとか、朝には着くとか!

つづきを…見るのが、怖いっす。
2015.10.10 19:00 | URL | #- [edit]
あつぷり says..."Re: No title"
ツギロウさん こんにちは。

やっとダイトレ挑戦してきました。

六甲全縦と比べると、階段が多く水場も間隔があるのできつかったですが、久々に完全燃焼できて大満足のトレイルでした。
夜通し歩くのも、野宿とか幻聴とか経験出来てなかなか刺激的ですよ(笑)。

ツギロウさんもアホアホスイッチが入ったら是非!
2015.10.10 23:29 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。