16,1,27 銀杏峰(なっきーさんと)
以前から、ブログやヤマレコでスーパーハイクを披露されているnakkiさんの存在を知っていた。アップされている画像を拡大してギアをチェックしたり、同じコースを歩いてみたり、憧れのハイカーの一人だ。僕とは白山23kmちょっとの行程で3時間30分以上の差がついてしまう程の健脚の持ち主。健脚もさることながら、「山を清く正しく楽しむ」という姿にすごく好感を持っていた。1度文殊山ですれ違っているが、その時は気付かなかった。
一度お会いしたいと思っていたなっきーさんと山を歩けることになった。しかも2日間連続。
1日目の今日は銀杏峰(いけたら部子山)。少し体を絞って準備は万端。早朝の運転は道路が凍っていたら遅刻してしまうかもしれないので、前日に大野入り。結ステーション多目的広場兼駐車場で車中泊をする。
4:34 宝慶寺いこいの森入口特設駐車場。雨がパラパラ。
なっきーさん。ティートンブロスのシェルがよく似合うナイスガイ。挨拶を交わし優しそうな方だったので一安心。スノーシューやザックや身に着けているギアが気になって仕方がない。
特設駐車場からノートレース。ハードラッセルな予感。
なっきーさんに先行していただくが、すぐに先日の荒島岳で紛失してツギロウさんに見つけて頂いたスノーバスケットが紛失。しばらく探すが見つからず。なっきーさんの数本ある予備のストックをお借りするために駐車場に引き返す。いきなりの失態、大変失礼致しました。
予備のストックが数本あるって・・・なっきーさん流石です。
速い・・。全く追いつけない。前太ももに30cmのキネシオロジーテープを合計6本貼ってこなかったら、ヤヴァかった。
(なっきーさん画像ご提供)
必死で後を追う。
雪が深くなってくる。アスリートな体格で力強く登っていくなっきーさん。
7:26 前山(1150m)。もうフラフラ。
展望は良くない。
銀杏峰山頂方面。
今の僕には素晴らしい景色よりアミノ酸。少しでも回復することを期待。
山頂に向けて再び歩き出す。
(なっきーさん画像ご提供)
たまには前を歩かせて頂きます。
樹氷が目立ち始める。
(なっきーさん画像ご提供)
久々の必死のパッチ。
完全にスタミナ切れ。前、お願いします!
なっきーさんの踏み跡を踏んでも雪が崩れて登れない。もっと体重を落とさないといけないのか!?それともザックの重量か?
両方だな。
ちょっと頑張る事のできる普通のおっさんでは越えられない壁を痛感。
(なっきーさん画像ご提供)
ガシガシ登って行く。
山頂に近づくと、吹雪いてくる。
ホワイトアウト。ver.なっきーさん。
(なっきーさん画像ご提供)
ホワイトアウト。ver.あつぷり。
モンスター。
何も見えないが、なっきーさんの感覚を頼りに山頂方面へ。
8:48 銀杏峰(1440m)山頂。
祠。展望は全く無いが、2人なら楽しい。
気温はマイナス5度。ザックが凍っている。
猛吹雪の中、なっきーさんの「自撮り魂」を見せて頂きました。
(なっきーさん画像ご提供)
荒島岳をバックに2人で記念撮影。吹雪が痛いので速攻で下山開始。
(なっきーさん画像ご提供)
目出し帽にゴーグル装着。この吹雪と僕のスタミナ切れで部子山は諦めることにする。
(なっきーさん画像ご提供)
なっきーさんのスノーシューさばきを見て勉強して実践。少し上手くなったと実感。
帰りはトレースがあるところと、完全に消えているとこともある。尾根間違いに注意。
10:39 いこいの森「銀杏峰」をお借りして昼食。
なっきーさんの厳選されたギアに興味津々。会話が止まらず1時間ほどゆっくりとしてしまった。
11:43 無事、駐車場着。下りたら晴れるのはもう慣れた。
トレッキングポール、ありがとうございました!トレッキングポールがなかったら相当辛かったと思います。
明日も遅刻しないように車中泊する準備をしてきたが、好日にスノーバスケットを買いに福井に戻ろう。
まずはプロテインを。
帰る途中「みらくる亭」で汗を流す。久々に全身が痛い。
明日は取立山(行ければ鉢伏山)なので、一晩でどれだけ回復させれるか。まずはゆっくりと温泉に浸かって疲れを落とそう。
今日のログ。沿面距離9.852km。累積標高1118.5m。
今日の標高グラフ。
今日も無事下山出来ました。感謝。