16,12,8 荒島岳(中出コース)(ソロ)
今まで、保温材の入っていない「モンベル アルパインクルーザー2500」を冬用の靴として使用していた。アルパインと名が付くぐらいなので、それなりに保温効果はある。
雪山を歩いている時はほとんど寒さを感じないが、食事など長時間動かないでいると指先がジンジンと冷えてくる。再び歩き出すと指先の冷えは徐々になくなってくる。でも、何かのトラブルで再び歩くことが出来なかったら、凍傷になってしまうかもしれない。
それは大変だ。
仲間にアドバイスをもらったり、自分で冬靴のことをいろいろ調べて選んだのが、
ASOLO(アゾロ)6B+ GV
モンベル金沢に行き履いてみると、思ったよりも細身でいい感じ。しかも、踵の部分が変色しているので20%offとの事。こいつはお買い得。
デビューに選んだのは、昨晩雪が降った好天予報の荒島岳。
最近勝原コースばかりなので、3年ぶりに中出コースで登る。中出コースは2回目。

8:54 中出登山口駐車場。駐車場に車は僕のみ。 ん?「名水治足」がないぞ。

トイレは冬季閉鎖中。登山届ポストはトイレの中にあるので使えない。電子届の時期が来たようだ。

アゾロ6B+GV。スペックはぼちぼちだが、見た目はカッコいい。

ワカンに12本爪アイゼン、簡易シェルターに防寒具。標高が高いところの状況がよく分からないので、しっかりとした冬山装備を担ぐ。OSPREYコード42にはまだまだ余裕がある。11kg程。

駐車場の草に少しだけ雪。テンションが上がる。

序盤は林道をダラダラと登っていく。

軽い靴ばかり履いているので、片足910gが重たい。ソールも固い。冬靴なので当たり前か。

9:19 中出登山口。

登山口より15分ほど登るとたっぷりの雪。

全く冷たさを感じない。。。すごいぞ保温材!
でも、重い。。。この靴でひと冬頑張れば春にはかかとに羽が生えているはず。。。

久々の雪の感覚。

足首ぐらいまで積もっている。

あと3.3kmの標柱で積雪は15cmほど。

青空。

小動物の足跡をたどりながら、プチラッセル。


振り返ると大野市街。

小荒島岳に寄り道。

10:56 小荒島岳(1186m)。

ここから眺める荒島岳はカッコいい。

素晴らしい!

白山。

水分を補給して歩き出す。

フカフカの雪なので、平坦な道でも疲れる。勝原コースと合流したらトレースがあるはず。

11:29 シャクナゲ平。

勝原コースからのトレースはなし。この時間でトレースがないって事は貸し切り?

フカフカの雪だが、わかんを付けるほどではない。

もちがかべ。

足場を探しながら登るので、時間がかかる。

雪が溜まっている所は膝までガボる。

青空を眺めながらフカフカの雪と格闘。

一息ついたらザックを下ろしてドーピング。

後ろから熊鈴の音。短パン姿のAさん(女性)にぶち抜かれる。


雪が眩しい。

夜勤明けのAさん(女性)の踏み跡をありがたく使わせてもらう。

12:22 前荒島岳。

中荒島岳。荒島岳山頂は目の前。



12:51 荒島岳(1523m)山頂。

写真が好きなAさんに4カットほど撮ってもらう。トレランする人は、雪山でも早い。

乗鞍岳と御嶽山。

祠に手を合わせる。

山頂はちょうど0度。予定より時間がかかったので、下山開始。

この雪は根雪になると思う。

13:52 シャクナゲ平戻り。

カップヌードルで体力回復。特にCNが美味しい季節になって来た。

シャクナゲ平を過ぎると、雪の量はだいぶ減る。

15:43 中出登山口。暗くなって来た。

15:58中出登山口駐車場。
冬靴のアゾロ6B+GVは序盤かかとが固いので違和感を感じたが、しばらくして慣れた。次回はかかとにキネシオロジーテープを張ろう。今回は純正のインソールで登ったが、他のインソールも試してみたい。ソールが固いので、柔らかいインソールがいいかも。
山頂でも0度ほどだったので、保温材のありがたさはさほど感じなかった。もっと気温が下がるのが楽しみだ。
荒島岳はすっかり冬山と姿を変えている。登る時は、しっかりとした冬山装備で。

今日のログ。沿面距離12.294km。累積標高1355.5m。

今日の標高グラフ。
今日も無事下山出来ました。感謝。