17,12,22 荒島岳(ソロ)
前回荒島岳に登ったのは昨年の12月8日。
1年以上ぶりに荒島岳へ。しゃくなげ平まで2日前のスキーのトレースがあるという情報を得ている。
毎年冬季に利用していた、登山届をネットで提出できるサイトが使えなくなっていたので、手書きの登山届を提出。
準備していると、県外ナンバーの車が到着。
挨拶を済ませ、いそいそと出発。
7:06 荒島岳勝原コース駐車場出発。

ゲレンデからたっぷりと雪がある。

やはり鮮明なスキーのトレースがある。

ガボりまくるので、直ぐにスノーシューを装着。

7:57 リフト終点。

木の枝に乗ってしまい、1mほど踏み抜く。こればっかりは見えないので気をつけようがない。

山頂まで3km。これから3kmとは思えない中身の濃い3kmが待っている。

快晴予報だったのに、どんよりとした空。

トトロの木。

トレースが風で消されている。

美しいブナ。

完全にノートレース。

しゃくなげ平の急坂には、かすかにスキーのトレースが。
ありがたい!最大限に利用させていただく。ありがとう山さん!みっちゃん!

9:29 しゃくなげ平。

これからが本番。エネルギーチャージ。

白山はガスの中。

しゃくなげ平からはロンリーラッセル。

樹氷の森を抜けていく。

ツタにも樹氷。

そろそろ、もちがかべ。

何度か通っているので、夏道をイメージしながら登っていく。

4,5回つま先を蹴り込んで、スッテップを作りながら登る。

まあまあの急坂だが、怖くはない。

山も空も真っ白・・・。

ちょっとルーファイが必要なところも。


スキーのトレースが残っている。

やっぱ荒島岳は冬に登るお山。

雪庇を確認しながら歩く。

「山頂まで412m」の標識の手前の急坂。まさに壁。

この壁を登るときは緊張する。

駐車場であいさつしたハイカーさん、来ないかな~?って振り返ったりする。

「山頂まで412m」の標識。積雪はたっぷりあるようだ。

最後はガリガリの稜線を想像していたが・・・

フカフカ。

ノートレースをゆっくり味わいながら登っていく。

最後のウイニングラン。

10:59 荒島岳(1,523m)山頂。12月でこの積雪量。

白山は未だガスの中。

埋まりかけの祠。

銀杏峰は晴れているみたい。

大野の町並み。

山頂の気温はマイナス0.8℃ぐらい。
コンビニおにぎりを2つ食べる。

これだけ雪がフカフカだと、アイゼンとピッケルの出番はなさそう。

11:08 体が冷える前に下山開始。滞在時間9分。また来よう。

帰りも素晴らしい眺め。

「山頂まで412m」の標識手前の急坂は、登りよりも下りが怖い。

サイドステップで、確実にステップを作りながら時間をかけて下りていく。

晴れきたのか?

後続のハイカーさんがやってこられた。

挨拶をかわし、天気のいい山頂へ向かって歩いて行った。

小荒島岳。

樹氷は青空がいい。

何度も振り返りながら歩く。

11:53 しゃくなげ平戻り。

晴れの雪山を楽しみながらのんびり歩く。

下りで合計6人のハイカーさんとすれ違った。僕を含め、前2人がスノーシュー。後ろ5人がわかん。
スノーシューが2人通った後のトレースなら、わかんでも十分歩ける。

太陽が温かい。

最後のゲレンデの下り。

13:07 荒島岳勝原コース駐車場戻り。
視界も良好で風もなく、山頂付近の稜線もフカフカで、危険の少ない荒島岳だった。
積雪量のわりには沈みも浅く、歩きやすかった。
年が明けると、積雪量が増え雪が締まり、気温も下がって、ガリガリの氷のお山になる。
また、ちがった姿を見せてくれるので楽しみだ。

今日のログ。沿面距離9.536km。累積標高1271.8m。

今日の標高グラフ。
今日も無事下山出来ました。感謝。